私道補修作業を行いました

八勝園自治会内にある道路の多くは私道になりますが、私道の場合には破損や陥没などにより補修が必要な場合でも原則として行政や自治体では対応してもらえません。(私道の場合、原則としてその道路の所有者に管理責任があるため、補修や維持管理など所有者自身が行う必要がある)

そのため、八勝園自治会では2024年の3月に「道路整備係」を発足し、小規模な損傷については自治会の判断で補修対応を行えるように体制を整えてきた経緯があります。

道路整備係規約

そして、6月22日(土)「道路整備係」発足以来初めての私道補修作業を実施するに至りました。

きっかけは今年の5月中旬ごろに会員様からいただいた「近所の道路に穴が空いてしまっていて危険なので、自治会でなんとかしてもらえないか?」というご相談でした。
● 現地調査による対応可能かの確認
私道補修提案書の作成
● 私道のオーナー様への状況説明と補修の許可の取得
など、約1ヶ月の準備期間を経て無事に補修完了まで至ることができました。

【 私道補修作業手順 】
1. 補修箇所の全景確認(2方向以上)
2. 近景確認
3. 補修範囲の確定
4. ポットホールの寸法確認(縦×横×深さ)
5. 購入材料の確認
 ① 常温アスファルト合材(小粒アスファルトV)・・・3袋(2kg)
 ② ワンタッチコート(アスファルト用)・・・・・・・1本
 ③ 床用ひび割れ補修材(アスファルト用)・・・・・・1本
 ④ ミニホウキセット・・・・・・・・・・・・・・・・1組
 ⑤ 土のう袋 25cm × 90cm(廃材入れ)・・・・・・・5袋
 ⑥ 補修用アスファルトV・・・・・・・・・・・・・・1袋(10kg)
6. ポットホール内の清掃
7. ポットホール内にワンタッチコートを噴射
8. 常温アスファルト合成をポットホールに撒く
9. 常温アスファルト合成を敷き均す
10. 常温アスファルト合成を締め固める
11. ポットホール周辺部のクラックにひび割れ補修材を注入する
12. 完成
13. 補修完成写真の撮影(近景及び全景)
14. 購入材料の使用数量を確認

補修前の状態
穴の大きさは約80cm × 50cm × 4cmほど
今回の補修に使用した資材①
今回の補修に使用した資材②
ワンタッチコートを噴射
常温アスファルト合成をポットホールに撒く
少し盛り上がる程度まで敷き詰める
アスファルトがしっかりと固まるように踏み締める
クラックにひび割れ補修材を注入して、ひび割れが広がらないように補修
最後に踏み固めて作業完了
約半日程度で固まるのでそれまではなるべく強い負荷はかけないようにする


今後も道路の補修に関しては可能な限り自治会で対応していく予定となっておりますので、
お気軽にご相談ください。

道路補修のご相談は「お問い合せフォーム」もしくはお住まいの地域の班長さんなどにご相談ください。