概要
八千代市清掃センターは、八千代市内から排出される一般廃棄物を適正に処理するための中核施設です。
所在地は八千代市上高野で、敷地面積は**約72,300㎡**と、サッカーグラウンド約7面分の広さがあります。
焼却施設
1・2号炉（流動床式焼却炉）
- 稼働開始：平成元年
- 焼却能力：60トン／日 × 2基
- 方式：流動床式焼却炉
- 特徴：砂を用いてごみを効率的に燃焼
- 余熱利用：場内給湯、温水プール（ふれあいプラザ）
3号炉（ストーカ式焼却炉）
- 稼働開始：平成13年
- 焼却能力：100トン／日 × 1基
- 方式：ストーカ式焼却炉
- 特徴：乾燥・燃焼・後燃焼の3段階処理
- 余熱利用：場内給湯、温水プール（ふれあいプラザ）
その他の主な処理施設
粗大ごみ処理施設
- 処理能力：50トン／5時間
- 大型ごみを破砕し、可燃物と不燃物に分別
最終処分場
- 面積：約72,300㎡
- 容量：約141,000㎥
- 資源化できないごみや焼却灰を受け入れ
浸出水処理施設
- 処理能力：80㎥／日
- 処分場から発生する浸出水を処理後、河川へ放流
リサイクル関連施設
- ペットボトル減容施設
分別後のペットボトルを圧縮し、リサイクル効率を向上 - ごみ計量所
すべての収集車が通過し、ごみ量を正確に計測 - 不燃物・缶類の選別・圧縮設備
まとめ
八千代市清掃センターでは、焼却・埋立・リサイクルを組み合わせた総合的なごみ処理が行われています。
各種施設が連携することで、環境負荷の低減と安定した廃棄物処理体制が維持されています。